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よい投資家とは、よい消費者である

どこで見かけたのか
「よい投資家とは、よい消費者である」
という言葉に、すごくすごく納得しました。
  
私たちは日々、あらゆる場面で「お金」と
向き合っているなぁ、と感じています。
一歩家から出れば、お財布を開かずに帰ってくることは
難しいのではないかと思うほど。
 
また、誰かと一緒に外出すると
(特に生計を一にしていない人と一緒だと)
その人のお金の遣い方って、すごく勉強になります。
 
うんうん、私も同じ状況だったら買っちゃうなー!
と思うこともあれば
へー、そこに価値を感じるんだね!
(私は感じないんだけどなぁ)
と思うことも。
  
あなたは「お金の払う時の自分の気持ち」
を感じてみたことがありますか?
   

実は私、お金に対して「不自由感」
を持っていた時期が長かったので
自分が価値を感じられないものにお金を払うのは
たとえそれが10円でも50円でも、
すごく抵抗を感じていました。
 
そうは言っても大人ですから。
面と向かって「払えません!」と言える場面は少なく
そんな勇気もなく(笑)
その場では涼しい顔で支払いをして
その後で自分の感情と向き合う、
ということをやっていました。
  
納得していないお金の遣い方をすると
なんだかモヤッとするというか
ウッ!と思う瞬間があるんですよね。
 
スーパーのような場所であれば
「買わない」という選択をします。
 
すべて私の「価値観」でしかないわけですから
子供に何かを買ってあげる、というのは
本当に苦手でした。
子供が欲しがるものと、私が価値を感じるものは
なかなか一致しなかったので・・・(反省)。

  
でも資産運用をするようになった今、
消費者としての感覚はすごく役に立っている、
つまり
よい投資家とは、よい消費者である
という言葉が、ものすごく腑に落ちるようになりました。
  
お金は無限ではないからこそ
つかい道を考えます。
優先順位を考えます。
 
このお金を払って得られるものは何か?
それは「モノ」なのか「感情」なのか「経験」なのか?
誰の、どんな役に立つのか?
  
自分の手からお金が離れていく、という意味では
消費も投資も同じこと。
自分の感情・感覚に正直に、
価値を感じるものに手向けたいものです。