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完璧な親なんて、いない

私が、退職・独立し
時間を自分の管理下に置けるようになったのは
一人息子が巣立ったあとでした。
残念ながら私には、
子育てをしながら
自力で稼いでいく覚悟ができなかったし
その勇気はありませんでした。
 
 
実は、久しぶりに息子・GATTAとモメています。
一度は独立したはずの息子。
私はとっくのとうに、
息子のいない自分の人生を考え始めています。
 
 
だけどここにきてまた、「親とは」を考えさせられています。
「親とは」
「親としてどうするべきか」
「親なら」
「親だからこそ」
・・・・・
 
「親」というキーワードで、
いろんな言葉が私の頭に
浮かんでは消え、浮かんでは消え、します。
 
私の働き方。
私の生き方。
私のしたい暮らし。
 
自分のありたい姿と
親として、求められている(と私が勝手に思っている)ことのギャップ。
 
どうにも伝わらない私の想い。
 
 
最後は、こう思うしかないと思うんです。
 
完璧な親なんて、いない。
 
これは、親も人の子、不完全である。
というよりも
 
大切なことを我が子に完璧に教えられる親なんて、いない。
という意味でご理解いただきたいです。
 
GATTAを見ていて感じるのは
なぜ、そんなに人に隷属しようとするのだ?
ということ。
 
自分が考えるべきこと
自分で決めるべきこと
自分が選ぶべきこと
 
それを「人に決めさせず」、自分で決めること、責任を持つこと。
親はこれを子どもにしっかりと教え込んでおきたいし
親自身がしっかりと、その姿を見せていきたいですね。
 
だって、
親子というのは難しいもの。
親の言葉だから聞けない。
子どもに対してだから、つい言い過ぎる。
よくある話です。
 
だから何が何でも自分(親)が教えよう、教えなくちゃ
とシャカリキになるのではなく、
 
言うだけ言った。
やるだけやった。
 
あとは背中を見せる!
痛い思いをしてでも学んでくれ!
と願うしか、ないのです。
 
子どもの人生は子どものもの。
求められた時にはしっかりと応える準備をしたら
私は私の人生を歩きましょう。