暮らすように旅をする
2010年の春にこんな本を買っていました。
その頃の私は、
いつか「暮らすような旅」を実現するぞ!
とこの本を眺めながらイメージを
膨らませていたはずです。
少なくとも6年以上もの間
暮らすように旅をする
ってことに、憧れていたんだなぁ
と我ながら感慨深いです。
旅行って言葉が、
どうしてもしっくりこないんです。
私にとって旅行って、すごく忙しいイメージ。
旅行って、夢の時間とか非日常なイメージ。
特別な時間を作って、特別なことをする時間。
それが旅行。
私、そういうのあんまり好きじゃない。
もちろん、見たことのない景色を見たいし
その土地のことが知れるような場所には行きたい。
でも、あたかも日常のように、そこにいたい。
ふらっと、気分だけで出かけてみたい。
計画なんて立てたくない。
時間に追われるようには、行きたくない。
せっかく行ったその場所で
思う存分五感で感じたいし
気がすむまでその場所を、空気を感じていたい。
だから私の旅はノープラン。
だから私の旅は期間が長め。
暮らすように旅したい。
本当は1993年に初めて
パリを訪れた時からの憧れです。
実はこの本の中には
私が1993年に訪れた時に
宿泊したプチホテルも掲載されているのです。
たくさんの思い出がつまっており
きっと、原点に帰らせてくれる場所。
途中、仕事や子育てに追われ
こんな憧れを持っていたことさえ
忘れていましたが、
子どもも巣立ってようやく
憧れを現実のものにできる
日がやって来そうです。
こんな「じぶん実現」
一緒にやってみませんか?