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夢は知識である

スペインから帰国してかれこれ4ヶ月、
出国していないことに気づきました。
 
そろそろお尻がムズムズしてきたぞ。
でもこの4ヶ月は、学びの時間でした。
 
お金(というよりファイナンス)に関するセミナーに通いつめたり
情報商材を買って勉強したり
最近お気に入りのブックカフェで
普段は手に取らないような本を開いてみたり。
 
知るって本当に楽しい。
知るってエキサイティング!
人は、知るために生きている!!
んだと、私は確信しています。
 
「夢は知識である」と言った方がいます。
知らなければ夢にさえ、ならない。
知ってしまうと、見てみたくなる。
 
人って厄介だな、と思います(笑)
 
私は地方出身者で、「東京」にすごく憧れていました。
地方では、通学も通勤もいつも自転車。
 
雨の日は、傘をさしたり(←ダメでしょ)
バスに乗り換えたり(←遅れる)
カッパを着たり(←ダサい)
するのが嫌で嫌でたまらなくて
 
東京の満員電車に乗って通勤してみたいなーっ!
と憧れていたんです。
 
果たして私はその憧れを、現実のものとすることが出来ました。
首都圏でも毎年上位にカウントされるほど
混雑する路線沿線に住み
平日昼間なら30分で着く距離を
朝夕のラッシュで35分もかけて
毎朝毎晩通勤していたんです。
15年ほどですが。
 
通勤している頃は、ある意味幸せでした。
だって憧れが叶ったんだもん。
独立して「満員の通勤電車から解放された〜!」と
喜んでいる仲間の話を聞いても
全然うらやましくなかった。
 
東京は満員電車に乗らなきゃいけないから
東京に住みたくなーい!
って言う地方の友人や、外国人の友人には
「満員電車だからこそ、東京に住んでることを実感できるんだよ〜」
とさえ、言っていましたね。
 
でも。
会社に行かなくなって1ヶ月経ち、3ヶ月経ち、半年経ち。
休職を解除してもらっていざ退職、と思った時
 
満員電車に未練はありませんでした。
 
今は朝夕のラッシュ時に電車に乗ることは
避けるようにスケジュールを組んでいるほどです。
 
私は知らなかったんです、
満員電車が自分にとってストレスになっているってこと。
 
もし今、満員電車に乗って通勤する生活が
絶対にできないか?と言われれば、
できると思います。
 
でも、知ってしまったから。
満員電車がストレスだってことを。
だから満員電車に乗らなくてもいいライフスタイルを
私は選択したいです。