生きるとは、人の役に立つこと

図書室

心に刺さる本を読みました。

 

「『孤独』は消せる。」(吉藤健太朗著)という本です。

 

身の回りの世話を他者に依存せざるを得ない病気の方が、

ロボットとスマホやパソコンを通じて、社会参加が果たせるようにした

オリィ研究所という会社の社長さんのお話です。

 

 

以下、この本のあとがきから抜粋します。

生きるとは、人の役に立つこと

(中略)

感謝は集めてしまってはならない。送りすぎてしまってもいけない。何かをしてもらって「ありがとう」と言ったら、次は何かをしてあげて、「ありがとう」と言ってもらえる、つまり“循環”が人の心を健康にする。

私がつくりたいのはロボットではない。

「その人が、そこにいる」という価値だ。

人は誰かに必要とされたい。

必要としてくれる人がいて、必要とする人がいる限り、人は生きていける。

「『孤独』は消せる」のあとがきより

 

この本が私の心に刺さったのは、

私の個人的な実体験とリンクしているからかもしれません。

 

 

子どもは巣立ち、会社を辞め、24時間365日すべてが自分のために使える時間とお金。

暮らすには困らない収入を得ることができ、どこに居てもよく

何をやっていてもいい。

心も身体もいたって健康。

 

そんな時間を数年過ごしました。

私の場合、自分で選び、自分でつくり出した時間であり

私の勝手だと言われればそれまでだし

贅沢な悩みだと言われたことも一度や二度ではないけど、

でも、だから伝えたい。

 

それほどの自由があっても、人の役に立っている感覚が持てないととても苦しいのです。

当時は孤独という言葉がいつも頭の中を渦巻いていました。

苦しみを紛らわせたくて、海外に逃避もしたけど根本的な解決は違うってわかってた。

 

どこに居てもいい、ということは、誰にも必要とされていないこと。

何をしていてもいい、ということは、誰かの役に立てていないこと。

誰かに「ありがとう」を言われることも、何かを頼まれることもなく

すべてを自分のためだけに使う毎日。

 

私が50歳にして再婚したのも、「誰かのために何かをする」ことで

貢献感を得たかったからなのです。

 

 

アドラー心理学では、精神的な健康、健康なパーソナリティを

以下のように考えています。

 

1つめは、自分を受け入れていること

2つめは、世界(社会)を信頼していること

3つめは、貢献感を持っていること

(野田俊作著:アドラー心理学を語る「劣等感と人間関係」より)

 

貢献感というのは、これほどまでに人が生きる上で大切なことなのです。

 

私は「貢献感」「人の役に立つこと」を投資を通じて実現したい。

「ありがとう」の連鎖を産み、

働くすべての人に貢献感を持って欲しいと考えています。

 

投資というのはすごい手段です。

投資は、あなたを今いる世界の外へ連れ出してもくれます。

投資は、あなたが知らない世界のことも教えてくれます。

投資は、あなたが出会えていない人の頑張りや努力を教えてくれます。

投資を通じて、社会とつながることができます。

 

そして正しく投資活動をすることでお金の資産を増やすこともできると同時に

あなたという無形資産を増やすこともできるのです。

 

私が実現したいのは自分だけの老後の安心だけではない。

世の中の成り立ちに興味・関心を持ち、自分の生活を支えてくれている人たちの働きに感謝をし、自分もまた多くの人を支えていることに気づき、貢献感と感謝の循環で、より平和で持続可能な社会を次世代、次々世代へと遺していくことを実現したいのです。

 

ロボットと投資。

手段は違うけれど「孤独」を解消したり、「貢献感」を得られる人がひとりでも多くなりますように。

そんな気持ちで活動しています。

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