悲しみが生みだすもの
とっても尊敬していて
大・大・大好きなお姉ちゃんがこんなことを言ってくれました。
素晴らしい音楽家や画家の作品の裏には苦しみと悲しみがある。
どうすればいいのか、どうしたいのか、
感情が絶え間なく激しく揺れ動く時、感性の表現が凄まじく美しい。
悲しみに暮れていた私にかけてくれた言葉です。
私には、この言葉こそが美しい。
彼女は音楽・写真・色彩などに長けていて
あらゆるものから、目の前の人の本質を見ることのできる
感性の塊とも呼べる女性。
悲しみがあるから喜びがある。
苦しみがあるから楽を感じる。
嫌いなことがあるから好きなことがわかる。
他者がいるから自分がわかる。
一見、負に見える感情を持つことも
悪いことばかりではありません。
悲しい時にはとことん、悲しみを感じ
苦しみ抜いてその末に
そこから堰き止めていた感情を解放するかのような
美しい何か
が生み出されるのだと思います。
その表現の手段を持つ自分でありたいな、と思います。