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やすらぎの里(断食)を終えた直後にしたこと

やすらぎの里本館の断食コースに参加して来ました。

 

チェックイン日を含めた初めの3日間は

まさに「断食」。

口にするのは、酵素ジュースやお味噌汁、スムージーなど

やすらぎの里で用意してくださるもののほか

フリーでいただけるはぶ茶や生姜湯、梅湯、お水のみ。

 

以前、ひとりで自宅で断食した際には

すぐに頭痛がして「しんどいなぁ」と思ったのですが

この頭痛は今回も再発。

 

断食反応といって、頭痛や吐き気、倦怠感が

症状として現れることがある(多い)そうで

それが続く日数も個人差があるそうです。

 

4日目からは「回復食」といって

重湯のようなおかゆから始まり

チェックアウトする日の朝には

「久しぶりにお腹いっぱい食べたぞー!」

というほどの朝食をいただき、断食コースを終了。

 

みんな、思い思いに帰宅後の生活を予想して話すんです。

 

絶対元の生活に戻っちゃう自信ある!

っていう人。

 

何かひとつだけでも、続けられることを持ち帰る!

っていう人。

 

ここで得た気づきは、参加者の人数分あるはずです。

そして、ひとりの気づきはたったひとつやふたつじゃない

っていうことも、すごい。

 

果たして、私が帰宅後に真っ先にしたことは・・・

 

料理。

 

でした。

ひとりの時は、食事に時間をかけるのが惜しく

ながら食べはもちろん

調理もできるだけ簡単に。

 

ただし、出来合いのものはなるべく買わず

素材を調理することだけを心がけています。

 

ただスーパーで売られている食材は

ひとりには多く、

でも下ごしらえをして冷凍保存することすら

億劫だった私が、

やすらぎの里の最終日に

 

これでもか!

 

というくらいの葉物を含む野菜を買い込み

帰宅後すぐに

下ごしらえ&冷凍保存

を始めたのですから

これには他ならぬ私自身が一番驚きです。

 

やすらぎの里では

少量をよく噛んでいただく

ことの素晴らしさを教わりました。

 

この食材はどんな方の手を経て

ここまでたどり着き

どんな方々によって調理されて

今私の目の前にあるんだろう

 

そんなことを考えながら

ひと口、またひと口と口に運ぶと

食材に対する愛おしさと

手をかけてくださった方々への感謝がこみ上げてきて

今までに感じたことのないほどの

幸福感を味わうことができたのです。

 

人は、何かを愛おしいと思うとき

ものすごく大きなエネルギーが生まれるのではないか。

そう思ったとき、

 

この感覚を自宅でも味わいたい

 

心からそう思い、持ち帰ったたくさんの野菜を

大切に、美味しくいただくために

下ごしらえ&冷凍保存

の作業に突入したのでした。

 

人生において1週間は、長い期間ではありません。

でもこの1週間が、先の私の人生に与えてくれる影響・栄養は

何ヶ月、何年分にもなるんじゃないかと

期待しています(私次第ですけど 笑)

 

空っぽだった冷凍庫はあっという間に満員御礼!

少しずつ小分けにした食材を

どう調理していただこうか考えるのも

食材を愛おしめる大切な時間。

 

やすらぎの里での時間をきっかけに

大切にしたいものが増えました。