集中と分散
こんにちは。やまがたのりこです。
東京で、桜が少しずつ葉桜に変化していく様子を眺めながら
「今年もたくさん桜の下を歩けたなぁ」と感じています。
先日は日本文化の代表とも言える「お茶・お花」を体験してきました。
恥ずかしながら私、若い頃には「日本文化」なるものには
さほど興味がなく、お茶は初体験、生け花もフラワーアレンジメント
しか経験がありませんでした。
ありがたいことに昨年は、海外へ行く機会に恵まれ
外国に身を置いて見たからこそ、お茶やお花を体験してみよう
と思えたのだと思います。
お茶の所作は、機能的で美しいと聞いていましたが
それは想像以上で、無駄がない上に美しく
こんな文化が日本では脈々と受け継がれていたのか、
と知り、さらに誇らしく感じた次第です。
「たまごは一つのカゴに盛るな」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
そのカゴが落ちてしまったら、中のたまごがすべて割れてしまう
というたとえを用いて、特に投資において
資産を1ヶ所にだけ集中させて置くことは危険である、
と警鐘を鳴らした言葉です。
これには一理あり、先日複数のアパート経営をされている
大家さんにお話を伺った時も、賃貸物件をたくさん持ち
分散すればするほど収入が安定する、とのことでした。
ただ実際のところ、ある程度まとまった金額がないと
分散投資をしても、お金が育つスピードが遅いという現実もあります。
「まとまった金額」と思える額は人それぞれだと思いますが
「まとまった金額」を作る過程では集中して育てる、
ということも必要ですね。