お金と本気で向き合うとき
今日は私が「お金と本気で向き合い始めたとき」のことを
思い出して書いてみたいと思います。
30代半ば、IT関係の技術職として
普通のOLさんよりは少しだけ多めにお給料を
いただいていた私ですが
仕事柄、精神的にも体力的にも
大きな負荷がかかっていることを感じていました。
会社を辞めて少しのんびりしたい!と思っても
事情があって貯蓄も使い果たしており
「仕事を辞めるわけにはいかない」
と自覚していました。
そんなある日、
自発的に仕事を「辞めない」にしても
病気やリストラ、その他の事情で私の意思に反して
「辞めざるを得なくなったら、どうするんだろう?」
と考えたのです。
この「問い」に正面から向き合うのは
本当に怖いことでした。
目を背けることも、できたとは思います。
でも今、この「問い」に向き合うことを先送りにしても
いつかは向き合わざるを得ないことに気づいたとき、
現実を知るのは、本当に怖かったけど
怖いものみたさの好奇心も手伝って(笑)
インターネットで自分のライフプランを
シミュレーションするサイトを探し、
私の将来に、
どんなお金がいくら必要になるのか?
私の将来の経済状況はどうなるのか?
を計算してみたのです。
計算してみた結果は・・・
絶望的でした。
このまま、どんなに一生懸命定年まで働いたって
私に明るい未来は、ない!
少なくとも経済的に安定した未来は、ない!
ましてや当時は、ひとりで子育てもしていましたので
私が働けなくなったらその時点で
子供も巻き添えにして「死ぬしかないな」と
自嘲気味に思っていました。
普通であれば、将来のために貯金を始めよう!
ということになるんだと思うのですが・・・
私の場合、毎月2万や3万の貯金をしたところで
焼け石に水だったのです(笑)
これを解決するには、
・何らかの方法で大金を手にする
・給与体系の違う仕事に就く
(出来高が反映されるような仕事)
など、一気に資産を増やし、それを運用すること
ぐらいしか考えつかず、
とにかく「今のままではダメだ」
という結論に達しました。
私はこうして「本気で」お金について考え始めたのです。