
過去の記憶とつながって、新しい未来を創りだす
それが、旅。
それも、旅。
ブルックリン美術館へ行きました。
全然行くつもりなんて、なかった。
ただ、あんまり遠出をしたくなくて
せっかくブルックリンに滞在しているなら
ブルックリンの中もしっかり観たい
その程度の気持ち、だった。
ブルックリン美術館で出会ったのが、これ。
ジュディ・シカゴ氏のディナー・パーティ
という展示の一部。
この絵を見た瞬間
私の時計は一気に30年前へと逆戻り。
この絵は、
他でもない恩師の著書の表紙となった絵。
その恩師のもと、19歳〜20歳の多感な時期に
アメリカ発の文献を英語で読みあさった時代。
生まれて初めての海外が
語学留学先だったアメリカ。
あの頃の自分がいるから
今の自分が、ある。
知識も興味や好奇心も、行動も考え方も
あの頃の自分が礎を築いたから
今の自分が、ある。
30年間途切れていたアメリカとの接点が
この瞬間につながるような気がした。
今、私がいる場所がアメリカ。
旅を通して
過去の記憶とつながり、新しい未来を創りだす