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世界の車窓から in モンセラート

♪世界の車窓から♪
またまたやらかしました(泣)
 

 
スペイン広場から2時間半強かかる街で
あろうことかバルセロナ市内に戻る
最終接続の列車を逃したんです!
 
はい、私の考えが甘かった。
(聖歌隊の説明については後ほど)
・聖歌隊が終わるまでは、
観光客もいるだろうから列車はあるだろう
・聖歌隊が終わっても日が高いから列車はあるだろう
と。
 
聖歌隊の合唱が終わった後は
神父さんたちのお話そこそこに
駅に向かったのは19:20ころ。
 
そこにいた列車の行き先を見て
「あれ?おかしいな」と思ったものの
まさかバルセロナまで接続している列車の
最終便が終わっていたなんて・・・
 
うそでしょ?お願い、うそだと言って!
と心の中で叫びながら
Googlemapで検索し
駅のホームに貼られている時刻表を確認し
念のために駅の係員さんにきいてみます。
 
が。が。が。
やっぱり最終接続列車は
19:15に出発した後だったんです。
 
往生際が悪い私は、
きっと同じような観光客がいるはず!
と思って周りを見渡してみると
私以外の乗客は3組。
老夫婦、若いカップル、女性ひとり。
 
まず老夫婦に話しかけました。
バルセロナに行くんですか?と。
そしたらスペイン語で何かいわれたけど
理解できず。
 
横できいていたカップルが話に加わってくれ
え?もしかして最終接続列車逃したの?
と。
事情を話して困っていることを伝えると
若者3人が何かを相談し始めた。
 
結局その列車の終点に
車を置いているというそのカップルが
一番近いカタルーニャ鉄道の駅まで送ってあげるよ
と言ってくれました。
 

車で送ってもらった駅で列車を待ちながら見た風景。
ホッとしたら涙が溢れてきました。
 
ううう。本当に助かった。
そうでなければ、その列車の終点駅から
歩いてバス停へ行き、バスに乗り換え、そこからさらに
カタルーニャ鉄道に乗らなければいけなかったのです。
 
やってやれなくはなかったんだろうけど
いかんせんこの数日で「猛烈方向音痴」を自覚している私。
人の少ない知らない街で、
スマホの充電と列車の時間を気にしながら
ひとりで歩くことを思ったら
今から考えても泣きたくなる。
 
これからは日本に来てくれている外国人には
親切にします!
 
教訓
最終電車の時間はチェックする。
 
というわけで、
カタルーニャの人の信仰の聖地といわれる
モンセラート(Montserrat)へ行きました。
ここは黒いマリア像と聖歌隊が有名とのことで
聖歌隊の歌声はぜひ聴いてみたい!と。
 
スペイン広場からカタルーニャ鉄道に乗って
西の郊外へと向かうと遠足気分。
 

この写真、iPhoneで拡大せずに写したもの。
肉眼で見たときの大きさを、想像してみてください!
 

途中、バルセロナを代表する実業家・グエル氏の
繊維工場がある街コロニア・グエルにも寄りました。
実業家としてのグエル氏の功績に
投資家として感動せずにはいられませんでした。
 

 

労働者たちのために作られた教会。
ステンドグラスの窓が開くことに感動して撮りました。
 
標高1236mというモンセラートは
寒いのか?と思いきやそうでもない。
ノースリーブでもまったく大丈夫でした。
(ちなみにバルセロナの標高は13m)
 
途中登山鉄道に乗り換えて、
目に飛び込んでくる景色は
♪世界の車窓から♪そのもの!
 
ええええ〜〜〜〜!と声に出したくなるほど
すごい景色でした。
登山鉄道も45度くらい傾斜してるんじゃないか?
というほど角度をつけて登るんだもん。
 
無事にマリア像が保管されている修道院へ着き
聖歌隊が歌う18:45開始のミサを待ちました。
「聖地」と呼ばれるだけある、と思うほど
山の上にひっそりと建っています。
この場所に、これだけのものを建設した当時の
信仰や苦労を思いました。
 
山の上の教会、というところでは
モンジュイックの丘から見てずっと気になっていた
ティビダボへも行きました。
遊園地と教会が隣り合わせにあって
不思議な雰囲気。
 
 
ずっとずっと思っているんですが
バルセロナって神戸に似てませんか?
同じご意見の方、賛意をお待ちしてます(笑)
 
 
 
[本日のルート]
バス#55でカタルーニャ広場〜ティビバスでティビダボ〜ティビバスでカタルーニャ広場〜L1でスペイン広場〜カタルーニャ鉄道でコロニア・グエル〜R5に乗り換え、さらに登山鉄道でモンセラート〜登山鉄道で下山〜カップルに車で次の駅まで送ってもらう〜R5カタルーニャ鉄道でスペイン広場〜バス#H12で帰宅