起業コンサルタント選びで失敗しないための5つのポイント

独立・セルフマネジメント

世間では空前の起業ブームですね。インターネットの発達でどこにいても仕事ができる環境が整ってきたり、「働き方改革」とか「女性起業家支援」「1億総活躍プラン」といった言葉が新聞やテレビで躍るようになりました。

 

  • 自分の好きなことや得意なことで起業したい!
  • 諸事情で会社勤めはもう辞めたい!

 

と思う人は多く、そんな希望を持つ人に失敗しない起業ノウハウを指南してくれるのが「起業コンサルタント」です。

 

ところがこの「起業コンサルタント」という仕事、名乗れば誰でも始められてしまうので当たりハズレも大きいため、失敗しない起業コンサルタントを選ぶには注意が必要です。起業コンサルタント選びに失敗すると、気分を害するだけにとどまらず、時間やお金を無駄にし、ひどいケースだとセルフイメージまで下がって自分の能力を過小評価してしまいかねません。

 

そこで起業コンサルタントを選ぶ時に失敗しないための5つのポイントをまとめてみました。

 

起業コンサルタント選びで失敗しないための知り合い方

起業コンサルタント選びで失敗をしたくないなら、やはり信頼できる人からの紹介で知り合うのがいいです。全く見ず知らずの起業コンサルタントを選んでしまい、大失敗しました。というのも、見ず知らずの起業コンサルタントだったら「先入観なく私の強みを見つけてくれる」と思ったのです。起業コンサルティングというのはお金を払ってしまってからが本番です。お金を払ってしまった後に「失敗した!こんなはずじゃなかった」と思わないためにも、実際にその人の起業コンサルティングを受けている人からの体験談が必須です。

 

起業コンサルタント選びで失敗しないために下調べをしよう

起業コンサルタント選びで失敗しないためには、まずその起業コンサルタントがどのような活動をしているのか知ることが大切です。ホームページはもちろんのこと、メルマガや動画配信など起業コンサルタントの人となりを知ることができるものは可能な限り検索し、調べておきましょう。そこでみるポイントは

 

  • どの程度の情報を無料で提供しているのか(サービス精神がわかります)
  • 顔や表情、声のトーンに違和感がないか
  • メソッドは自分に合いそうか(これは公開されていない場合もありますが)

 

知り合いに起業コンサルティングを受けた人がいれば根掘り葉掘り話を聴くことをお勧めします。

 

起業コンサルタント選びで失敗しないために必ず面談(体験コンサルティング)をしよう

起業コンサルタント選びで失敗しないためのポイント2つめは、面談(体験コンサルティング)です。面談は無料の起業コンサルタントも有料の起業コンサルタントもいます。どちらがいいとか悪いとかではありませんが、私が面談した起業コンサルタントは合計4名で、内訳は有料1名、無料3名でした。面談(体験コンサルティング)で確認したいのは

 

  • 話し方や表情、態度に違和感がないか。高飛車な態度や見下すような言葉遣いをしていないか。
  • この起業コンサルタントは私をどのようにプロデュースしてくれる見通しなのか(優秀な起業コンサルタントだとクライアントの雰囲気や話ぶりからおおよその方向性を面談の段階で見極めることができます)
  • 面談に指定された場所は、面談を受けるにふさわしい場所か

 

ということです。

私が失敗した起業コンサルタントは、今から思えば態度が横柄だったなぁと思います。でも初対面だと「この人は自信があるんだろうな」と思うにとどまり、いざ契約を締結してコンサルティングが始まってから気分を害することになりました。

面談する場所は、有料か無料かによっても違って当然だと思います。有料での面談なのであればホテルのロビーなど然るべき場所で行われるものと考えるのが妥当でしょう。

 

起業コンサルタント選びで失敗しないために面談でチェックするべき内容

起業コンサルタント選びで面談を行い、「この起業コンサルタントにお願いしてもいいかな」と思った時にチェックするべきことを挙げておきます。

 

起業コンサルタント契約を不必要に急がせてはいないか

今日契約すれば○○を特典につけます、といった特典があるのは普通のことですが、その特典の内容が極端に大きい場合は契約を焦っている可能性があります。実力があって有能でクライアントに寄り添える起業コンサルタントであれば、契約を急がなくても余裕があります。クライアントに考える時間を与えないほど急かす起業コンサルタントは失敗する可能性が高いと考えてよいでしょう。

 

 

起業コンサルタント契約内容をきちんと説明しているか

面談(体験起業コンサルティング)は起業コンサルタントにとってはセールスの場です。契約内容をしっかりと説明してもらいましょう。特に途中で契約を終了する際のキャンセルポリシーに関してはしっかりと確認しておきましょう。今はいいと思う起業コンサルタントでも、お金を受け取ったあと人が変わる可能性もあります。また起業コンサルティングを進めていくうちに「やはり合わない」ということもあります。重ねてお伝えしますが、キャンセルポリシーの確認はとても重要です。

 

ちなみに私が失敗した起業コンサルタントは、契約書に「クライアントの都合による途中キャンセルの場合、全額返金しません」とありました。このように書かれていると「一部は返金されるもの」と解釈するのが妥当でしょう。しかしこの起業コンサルタントは「これは、一切返金しないという意味です」の一点張りで、一円たりとも返金されませんでした。このようなエピソードでもこの起業コンサルタントがどういう思いで仕事をしているのか、透けて見えるようです。きっとお金に困っていたのでしょう。お金に困るということはクライアントに喜ばれる仕事をしていない、ということですからそれを見抜けなかった私の起業コンサルタント選びは大失敗だった、ということですね。大きく反省しています。

 

そして起業コンサルタントの責任の範囲、クライアントの責任の範囲についても契約書には記載があります。大雑把に言うと起業コンサルタントは「クライアントが成果が出なくても私の責任じゃありませんよ」といった内容のことが書かれています。つまり「こちらの言うとおりやらなくて成果が出ないのなら、それはクライアントのせいでしょう」と言うわけです。

 

起業コンサルタントと相性が悪かったり、起業コンサルタントの提供するプログラムが合わない場合も想定し、クライアント自身が全ての責を負わないよう、クライアント自身も自分に逃げ道を作っておくことは非常に重要です。

 

起業コンサルタント契約を締結するための料金の支払い期限が極端に短くはないか

起業コンサルタントとの面談の際、コンサルティングフィーの提示がされると思います。その金額が妥当かどうかの見極めって実はすごく難しい。なぜなら、まだ何も始まっていないからです。言ってみれば料金なんて起業コンサルタントの「言い値」でしかないのですよね。可能であれば分割払いや月々の支払いを選びましょう。一括払いを要求してくる起業コンサルタントは、失敗した際のクライアント側のダメージが大きすぎます。

 

もうひとつ大切なのは、支払い期限です。お金の支払いは通常「○営業日以内」という期限の切り方をします。お金を支払ったとしても銀行休業日だと入金の確認ができないからです。

 

ところが。私が起業コンサルタントと面談したのは金曜日だったのですが「3日以内に振り込んでください」と言われました。「3営業日以内ってことですよね?」と確認しましたが「このご時世、ネットバンキングで週末でも夜中でもお金は振り込めますよね。だから3日以内です」とのことでした。結局私もそれにしたがって支払ってしまったのが手痛いミスだったのですが、冷静になって考えればこの起業コンサルタントが「すごく焦っていた」ということが推測できます。入金を急がせる起業コンサルタントは失敗する可能性大!なのです。

 

起業コンサルタントで失敗しないために面談場所を確認する

起業コンサルタントはクライアントの守秘義務を守ってコンサルティングを進めるのが当然です。そのためには契約後、どこで面談を継続するのか?を確認することも大切な要素となります。注意したいのは、体験コンサルティングがホテルのラウンジだったからと言ってその後の面談もホテルのラウンジだとは限らないこと。

 

私が大失敗した起業コンサルタントはひどかった。体験コンサルティングこそホテルのラウンジだったものの、その後はスターバックス。百歩譲ってスターバックスでもゆったりと落ち着けるソファ席で1 to 1 で面談するならともかく、あろうことか4人がけの丸テーブルで、見ず知らずの人がふたり座っている中でコンサルティングを進めるのです。最初は「席がなかっただけかな」と思いましたが、その次の回では「もし、先に着いたらこないだと同じ丸テーブルに席を取っておいてください」との連絡があったので本当に驚きました。「この人、本気でこんな席でコンサルティングしようとしているわ!」と。一流ホテルのラウンジでコンサルティングを受けて当然と思えるほどの大金を支払いましたが、スターバックスの4人がけの丸テーブルとは。開いた口が塞がらないとはこのことです。

 

起業コンサルタントと契約し、お金を振り込んでもおかしいなと思ったらすぐに伝える

起業コンサルタント契約は、お金を振り込んだ時点では何も始まっていないことが多いもの。事前にキャンセルポリシーを確認することも大切ですが「おかしいな」と思ったら起業コンサルタントに即伝えることも大切なこと。起業コンサルタントの中には何を勘違いしているのかクライアントをクライアントだと思っていない起業コンサルタントもいますけど、金を払っているのはクライアント。主人公もクライアント。クライアントファースト。クライアント第一主義。クライアントあっての起業コンサルタントです。

ですからクライアントが違和感を感じたり、作業の進めづらさを感じたり、起業コンサルタントの態度に不満を覚えたら即伝えるべきです。起業コンサルタントも客商売。クレーム対応時に本音が出ます。真摯に向き合う起業コンサルタントなのか、自分のことしか考えない起業コンサルタントなのかしっかり見極めましょう。

 

結果として、自分のことしか考えていない起業コンサルタントだということがわかったら、解雇することをお勧めします。先にも書いたように私は大金を払ったまま1円たりとも返金してもらえませんでしたが、仕事を楽しんでいないような起業コンサルタントに起業指南をしてもらってもうまくいったとは思えず、大金と引き換えてでも時間のロスを最小限に抑えられたのは良い判断だったと思っています。

 

お会いしたことはありませんが、こんな方が起業コンサルタントとして就いてくだされば頑張れただろうな〜と思います。

 

まとめ

起業コンサルタント選びに失敗した私がわかったことは、私が選んで失敗した起業コンサルタントは、手間をかけずに収入を増やすことだけを考えており、クライアントの個性や本当の意味での強みを見つける能力がなかった、ということです。

面談の中でも「仕事だと思うと朝起きるのが憂鬱」とか「個別コンサルは手間がかかるのでやりたくない」といった発言がありました。これらのセリフは親しい友人や家族に言うのはかまわないセリフだと思いますが、間違ってもクライアントである私に向かって言う言葉ではないはず。

クライアントである私たちは、イキイキと仕事をしたい!と思って起業するために起業コンサルタントを雇うわけですから、起業コンサルタントも自分の仕事に誇りを持ち、楽しんでいないなら起業コンサルタントなんて辞めた方がいいのです。

起業コンサルタント選びで失敗しないためには、起業コンサルタント自身の仕事へのスタンスもきっちりと確認しておきたいですね。

 

おまけで私の話

会社勤めをしなくなってもうすぐ2年が経とうかという頃、安定した収入はありましたが自分でコントロールできる「自分という商品」を創ろう、と決心しました。

2013年10月〜2014年4月コーチングを学んでから自分自身への観察眼は深くなったと思っていたし、「好き」「嫌い」「できる」「できない」「やりたい」「やりたくない」のセンサーは感度が高くなっている、とも思っていました。ただ困っていたのは「私という素材(スキル・感情・環境など)を組み合わせて、どう人に喜んでもらえる自分になるのか」を形にすること。

 

これは、人の手を借りることが近道だろう、と思いました。コーチングによって自分の人生はよくなったから次は、このままのいい人生を保ちながら、誰かをも喜ばせるための活動をしたい、夢中になってその活動をしたい!何らかの形でそれを商品とし、認知してもらい、必要な人に届けたい。と思っていたのです。そのためにプロに伴走してもらいながら、自分を商品として売り出していきたいと思いました。

 

その結末は上記の通りです。他にも「は?へ?」と思うような言動がいくつもあった起業コンサルタント。この記事を読んでくださっている方には私と同じような失敗は絶対にしていただきたくない!と思ったので書きました。

 

最後に怪我の功名のお話を。起業コンサルタント選びで大失敗した私は、その後自分自身の内面と向き合い、自分が本当にやりたいことは何か?に気づくことができました。それは「仕事になるとは思えない」「人の役に立つとも思えない」だけど心の底から「やりたい」と思っていたことでした。この「やりたい」はずっと私の心にあったのに、大切な人たちには何度も話していたのに、他の誰でもなく私自身が「やりたい」という気持ちを尊重できていなかったんですね。こうして生まれたのが「ヤドカリ女子の暮らすようなひとり旅」です。

 

この起業コンサルタントを解雇したとき、「私のやりたかったことはこんなことじゃない!」という心の叫びと同時に、自分の心の奥深くで小さくくすぶっていた火に空気が吹き込まれたような感覚になれました。何か大きなしがらみから解放されたような感覚になりました。重すぎる鎧を脱ぎ去ったような軽やかさを感じました。起業コンサルタント選びで大金を失い、起業コンサルタントの言動に少なからず傷つき、自信も失いましたが、その代償に手に入ったものもまた大きかったと思っています。

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